今日のわたしは何たべる? vol.5 イライラは陽気のせいにする

今日、今、ひとつ。

今たべるものが明日のわたしをつくるもと。自分の心と身体にきいてみて、今日のひとつを選んでみる。ねえ、わたし。何たべたい?

その問いに薬膳の観点から答えます。

春に出やすい怒りの感情との付き合い方

〜今日のわたしの声〜

仕事のメールが立て込んでいると、アレやらなきゃコレどうなってたっけ?と返信が遅れがちに。素早くやれてない自分に腹が立つし、仕事先のメールの文面にもついあたりたくなってイライラしちゃうんです。少し気分を落ち着かせてみると、なんか自分だめだなあって落ち込むし・・・。負のスパイラルから抜け出したい!


■今日のテーマは「感情の五行を知る」

春特有な自律神経の乱れをやわらげることを今日のひとつに。今はいわゆる五月病などと呼ぶ、学校や職場に通えず休んでしまいたくなる、心身のバランスを崩しやすい時期でもあります。

春は”怒”、夏は”喜”、中央は”思”、秋は”悲”、冬は”恐”と季節ごとに関連する感情の五志、五行があります。

そうか春は怒りが出やすい気候なんだと、思うだけで気が楽になったりしますから、あまり自分を責めずに過ごしましょう。


〜わたしへのごはん〜

薬味たっぷりビビンバ風丼

胃腸は感情に敏感です。怒りや不安な気持ちが消化不良をおこすこともあります。イライラなどにいい野菜と胃腸を丈夫にしてくれる牛肉を丼にして、薬味をたっぷり添えて満足する一品に。

〈材料:二人分〉

赤身の牛肉400gくらい 小松菜2束 豆もやし50g 人参1/3本 紫蘇4枚 ご飯お好みで丼に合わせ二人分 ごま油小さじ4 タレ[コチュジャン小さじ1 しょう油大さじ1 はちみつ大さじ1 おろしニンニク1かけ すりおろし生姜小1個] 塩適宜  

〈作り方〉

1.少し大きめの鍋に湯を沸かし束の小松菜、皮をむき千切りにした人参、人参が茹で上がったら豆もやしの順に入れ、歯ごたえを残す加減まで茹でる。

2.1のそれぞれが茹だったら水気をよく切り、小松菜は食べやすい長さに切る。

3.別々のボールに小松菜、豆もやし、人参を入れ塩をふり、ごま油小さじ1でそれぞれ和える。

4.フライパンにごま油小さじ1をひき牛肉を並べ中火で片面を焼き、面を返して焼き色を付ける。

5.4に混ぜ合わせたタレをまわしかけ牛肉によく絡ませ、炒める。

6.丼にご飯をよそい、3の野菜と千切りの紫蘇2枚ずつ、5の牛肉とタレを盛り、混ぜていただく。


炎症の薬:薬味を摂る

薬味と呼ばれる生姜、ニンニク、胡椒、唐辛子などは家にどれかしら常備していませんか。これらは漢方素材になる生薬であり、よく食べられている野菜やスパイスです。抗菌作用が高く、炎症を抑えてくれるお助け食材ですので、料理の味付けに積極的にプラスして。

 

イライラの薬:小松菜

小松菜は身体のほてり、だるさ、イライラするなどの症状によいとされる野菜です。気持ちを鎮める作用があります。消化を助け、消化不良、便秘にも有効です。


わたしを整える食のアドバイザー

河村千影

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会副理事長。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。

レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島社)

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