今日、今、ひとつ。
今たべるものが明日のわたしをつくるもと。自分の心と身体にきいてみて、今日のひとつを選んでみる。ねえ、わたし。何たべたい?
その問いに薬膳の観点から答えます。
カラダの水を巡りよく
〜今日のわたしの声〜
6月になると決まって身体がだるいしめまいのような感じもする。きっと長雨が原因なんじゃないかといつも思っている。気象病の人が多いと聞いて、私もそうなのかなと気になっていたけれど具体的なことはしていないまま……。
■今日のテーマは 水毒
薬膳の考え方の基本である中医学では、水の滞りを「水毒」と呼び、身体の水分がうまく巡らない症状をさします。三半規管が影響し、ダルさの他にもめまいや乗り物酔いが多い場合は水の巡りが原因のことが考えられます。水とはリンパ液、消化液、唾液、汗などの血液以外の体液のことです。人により身体の弱いところにたまるので、関節炎や鼻炎を引き起こすことも。湿度が高い時期に特に症状が目立つと感じたら水分代謝に心がけてみましょう。
〜わたしへのごはん〜
ミックスビーンズのライタ風
豆類は梅雨時やその後の湿度の高い季節に食べるといい食材です。ヨーグルトを合わせて整腸作用も促します。生薬の陳皮は乾物なので、レモン汁に漬けて柔らかくしてからトッピングして水分代謝を強化。
〈材料:二人分〉
蒸しミックスビーンズ1袋(70g)キュウリ½本
ヨーグルト大さじ3 クミンパウダー少々 カイエンヌペッパー少々 塩小さじ1/2 はちみつ大さじ1/2 陳皮10粒位 レモン果汁大さじ1
〈作り方〉
1.陳皮をレモン汁に漬けておく。
2.ボールにヨーグルト、クミンパウダー、塩、はちみつを入れよく混ぜる。
3.2にミックスビーンズと粗めのみじん切りにしたキュウリを入れ和える。
4.3を器に盛りつけ、カイエンヌペッパーをふり、陳皮をちらす。
余分な水をとる薬:陳皮
温州みかんの皮を乾燥させた生薬です。効能は気を巡らせ、消化不良や食欲不振の際に胃腸を温めて消化を助けます。身体の余分な水分をとり、痰を外に出す作用もあります。
レモン汁に漬けて冷蔵庫保存しておくとすぐに使え便利です。
むくみをとる薬:豆
脾の働きを強めて、体内の湿気を払うとされています。身体の余分な水分を出して脾を健やかに保ちます。緑豆などもおすすめです。
わたしを整える食のアドバイザー
河村千影
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会副理事長。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。
レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島)テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当
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