今日、今、ひとつ。
今たべるものが明日のわたしをつくるもと。自分の心と身体にきいてみて、今日のひとつを選んでみる。ねえ、わたし。何たべたい? その問いに薬膳の観点から答えます。
心身の疲れと多夢
〜今日のわたしの声〜
夢を多くみて、ぐったりして起きたり、寝たのに朝からどっと疲れていることもある。起きてからみた夢を鮮明に覚えている時もあれば、全く思い出せない夢もあって。やっぱり、夢をみてると身体は休めていないのか疲れが溜まっている気がする。
■今日のテーマは 安眠のために習慣の飲み物をかえてみる
夢を多くみて、眠りが浅くなる。症状としては、顔色が白っぽく、物忘れ、食欲不振、お腹が張る、疲れやすいなと感じていたら、脾気(ひき)が弱くなっていて心に栄養が届かず、脾気虚(ひききょ)により神明(心)が滋養されない状態かもしれません。
夢を多くみて眠りが浅くなる症状を”多夢”と薬膳では呼び、”心脾両虚”が原因のひとつです。
精神を安定させるジャスミン茶をいつもの飲み物と置き換えてみましょう。
体質や日常の調子は日々の積み重ねでできています。少し習慣をかえてみるのも、気になる症状の改善に繋がります。眠る前の一杯でしたらホットハニーミルクとあわせて、リラックスして1日を終えて、良い朝を迎えてください。
〜わたしへのごはん〜
ジャスミンホットハニーミルクティー
夜眠る前にジャスミンの香りで気分を落ち着かせて。牛乳には安眠を促すセロトニンの原料である必須アミノ酸トリプトファンが含まれ、はちみつがより身体への吸収をしやすくしてくれるので、ぐっすり眠る準備になります。
〈材料:軽くカップ1杯分〉
ジャスミン茶葉1.5g 低脂肪牛乳150cc お好みではちみつ大さじ1/2
〈作り方〉
1.小さい片手鍋に牛乳を入れ中火にしジャスミン茶も加え、鍋肌にふつふつ気泡が立つまで温める。
2.沸騰させずに焦げないよう気をつけながら弱火にし、スプーンで混ぜる。
3.1分ほどジャスミン茶を抽出させる。
4.火を止め、茶こしを使いカップに3を注ぐ。
5.4にはちみつを入れ溶かす。
安眠の薬:ジャスミン茶
自律神経を整えるので、鬱の気分やイライラ、胸のつかえなどに有効です。また、胃腸のはたらきを高めて、食欲不振や胃もたれを改善したり、精神を安定させて不眠多夢の解消にも役立ちます。
胃を労る薬:牛乳
胃腸の調子を整え、免疫力を高めるはたらきがあり、呼吸器や胃腸を潤す効果があります。のどの乾きや便秘の解消にもよく、元気が足りない人や虚弱体質の改善に。
わたしを整える食のアドバイザー
河村千影
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会副理事長。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。
レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島社) テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当
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