今日のわたしは何たべる? vol.11 温め素材を意識する

今日、今、ひとつ。

今たべるものが明日のわたしをつくるもと。自分の心と身体にきいてみて、今日のひとつを選んでみる。ねえ、わたし。何たべたい?

その問いに薬膳の観点から答えます。

カラダとココロ、巡ってますか?

〜今日のわたしの声〜

体温が低い。この1年いつも検温してる気がするけど、ほぼ35℃台。わたしってこんなに冷たいんだと毎回驚く。あまり冷え性の自覚は正直なくて、のぼせることもたまにあるし。

だいぶ寒くなったこの頃は、冷えを反省して辛味強めの鍋とかをよく食べてるのに……。


■今日のテーマは「身体の巡り」

乾燥した空気で唾液の分泌が少なくなる季節。味覚は濃い味が欲しくなるので味覚のおもむくまま食べると内蔵の負担になります。出来るだけ素材の味で満足するよう意識した食事を選択して、潤い補給も忘れずに。寒い時期は漢方では余分なものをためこみやすくなると体系づけてます。添加物の多い調味料を見直すのもひとつです。

辛い物は身体を温めますが、発汗しその後汗が引くことで体温を下げる作用や、刺激の強いものはより乾燥をまねくので食べ過ぎには注意してください。

体温=血流を巡らすには、食材の性質として身体を温める生薬のシナモンを朝の体温アップに活用し、飲み物にプラスなどしてみて。


〜わたしへのごはん〜

シナモンミルクココア

ココアをまろやかにする牛乳やお好みで豆乳と合わせ、甘味は即効性のエネルギー源になるはちみつに。寒い朝は温かい飲み物でお腹もほっこり目覚めさせて。

〈材料:一人分〉

ココア大さじ1 水15ml 牛乳200ml はちみつ大さじ1〜2 シナモン(粉末)少々

〈作り方〉

1.カップにココアを入れ水を注ぎペースト状になるまでよく練る。

2.温めた牛乳を1に注ぎよくかき混ぜる。

3.2にはちみつを加えよく溶かす。

4.3にシナモンを振り入れかき混ぜる。入れ過ぎには気をつける。


冷えの薬:シナモン

身体を温め、漢方では桂皮と呼ばれます。また、体質として「瘀血」という血の流れが滞るため血行不良で肌荒れや肩こり、月経トラブルなどに悩む方には冷え、のぼせの改善に良い生薬です。

元気の薬:ココア

ココアの成分はたんぱく質やカカオポリフェノールの強い抗酸化作用、鉄分、亜鉛のミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。元気が足りない「気虚」の体質の方は気を補うココアをおめざにエネルギーチャージ。


わたしを整える食のアドバイザー

河村千影

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会副理事長。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島社) テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当

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