今日のわたしは何たべる?vol.2 2月は潤い

今日、今、ひとつ。

今たべるものが明日のわたしをつくるもと。

自分の心と身体にきいてみて、今日のひとつを選んでみる。ねえ、わたし。何たべたい?

その問いに薬膳の観点から答えます。

乾燥には白を食べる

〜今日のわたしの声〜

今朝、寝起きの自分を洗面所で見てショックを受けた。顔色がなんとなく暗くてカサついてるのに鼻の頭だけ油が浮いている。マスク顔が定着してきて、ついメイクしなくてもいいかな、という日が増えてたから、顔全体のお手入れに使う時間も減っていたのだった……。自分のために使う時間も意識していこうと思いつつ、食べ物でも挽回できないだろうか……。


■今日のテーマは「乾燥と肌づくり」

秋から冬にかけては乾燥が一層厳しくなる季節。肌トラブルも起こりやすくなります。保湿用の化粧品を使ってもいまいち肌がカサつく時は、内側から乾燥を防ぎ肌を守り潤いを与える白い食材を食べると良いと、薬膳では先人の知恵を受け継いでいます。また薬膳の考え方では、過ぎも不足もせず中庸にすることが日々を健やかに生きることにつながるとしています。寒い時期、不足しがちな良質な脂質もこまめに摂って、肌バランスを真ん中にもっていきましょう。


〜わたしへのごはん〜

カリフラワーと松の実の卵焼き

肌は一日にして成らず。食べた栄養に肌が応えてくれるのには時間が必要です。肌の細胞が入れ替わるサイクルは約一ヶ月といわれています。保湿や肌に良い松の実、卵、白い食材を食べて新陳代謝をうながして。カリフラワーの旨味がギュッと味わえるオムレツです。


〈材料:16〜18㎝小振りなフライパン分〉

松の実10粒(仕上げ用に4粒ほど残す) 

卵2個 カリフラワー1/4房(芯を除いた房150g) 

粉チーズ大さじ1 

塩小さじ1/3 

オリーブオイル大さじ2  胡椒お好みで

〈作り方〉

1.カリフラワーは小分けにし一口サイズにスライスする。

2.ボールに卵を割入れよくほぐし、粉チーズと塩を加えよく混ぜておく。

3.フライパンにオリーブオイル大さじ1を入れカリフラワーを炒め、途中蓋をし蒸し焼きにする。

4.カリフラワーが柔らかくなったら火を止め、2のボールに移し松の実を加え卵液と混ぜる。

5.フライパンをふいて、残りのオリーブオイル大さじ1を加え中火にする。

6.5に4を投入し、菜箸で混ぜながら形を整える。火を弱め2分ほど焼く。

7.片面が焼けたらフライパンから皿に焼けた面をすべらせ移し、皿にフライパンで蓋をしてひっくり返し、もう片面を弱火で焼く。

8.皿に盛って松の実をちらし、お好みで胡椒をふる。


保湿の薬:乾燥には白

乾燥と関係する臓器は肺です。肺を養う白い食材をメニューに登場させて乾燥対策を。カリフラワーはビタミンCも豊富に含む野菜です。大根、白菜、ねぎ、かぶなど、秋冬の旬白野菜をとりいれて。

肌づくりの薬:松の実は肺の形

似類補類(にるいほるい)で肺を補う。同物同治ともいわれ、 似たものはその部分を補ってくれるという薬膳の考えです。 例えば、貧血や肝臓が疲れて元気がない時はレバーを食べると、自身の弱っている肝臓を補うとします。肌に嬉しい良質な脂質が豊富なナッツ類では、くるみは脳みその形をしているので頭の活性にも良いとされています。松の実は肺の形をしており潤いを補います。松の実で、美肌アップ。

わたしを整える食のアドバイザー

河村千影さん

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会副理事長。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。

レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島社)

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